2021年3月。歯列矯正を開始しました!

10代後半から出っ歯が気になり始め、前歯の捻じれが生じていました。ずっと歯列矯正をするか悩んでいましたが、親知らずが水平に生えており、抜歯するには入院が必要なレベルだと診断されました。仕事柄休みにくい。入院をしたくない。前歯だけ何とかならないかと考えていた時に出会ったのがマウスピース矯正でした。
キレイラインのHPを確認し、近くにキレイラインを取り扱っている歯科医院があることを知り、カウンセリングに行ってきました。X-Pを取り、口部の写真を撮影しました。過蓋咬合+前歯の捻転がありましたが、マウスピース矯正の適応であると説明されました。提案された方針はマウスピース矯正で7-10クール実施。拡大床を使用し、歯列を外側に拡大させながらマウスピースで歯列を整える方針でした。歯科医師の説明に納得し、矯正を開始することにしました。
結論から言うと、やってよかったと思いました。
個人的に気にしていた前歯の捻じれと前歯2本が突出していることが解決できればよかったので、完璧ではないもののそこそこ整っている状態になりました。


歯型ですが改めて見ると捻れてますね。
左が過去、右が1番新しい歯型です。
良かった点
・前歯がきれいに整う。
・他の矯正より着脱が簡単で管理が楽。
・スタッフの説明がわかりやすく、疑問に対して的確、できないことできることをはっきり説明し、患者の納得する形で施術を受けられる。
・トラブルが生じても電話で相談し、受診の必要性を考え、比較的早く診察を受け、対策ができること。
残念だった点
・マウスピースはおそらく作成者によって作り方の粗さがある
→舌、口蓋のところにマウスピースが当たって擦れて痛むことがありました。淵の粗さがあると、口腔内に傷がついたり、口内炎のもとになったりします。対策として、口内炎パッチや鎮痛剤を処方されます。マウスピースの淵を削って鋭角ではなく鈍角になるようにやすり等で削る方法を提案されました。削るとあたりがマイルドになるのでそれからは口内炎にはなっていません。
・毎回のアンケートがめんどくさい
受診後に必ずアンケートが来ました。どのスタッフがどの役職なのかわからないし、単純に回答しなければいけないのが面倒でした。
・口腔内の清潔管理がめんどくさい
食事をするとき、マウスピースと歯を洗わなければならないので洗うもの増えてめんどくさいです。わざわざマウスピース用に超音波洗浄器を購入する人もいるみたいですが低コストでやってるのならそこにお金かけても無駄だなと歯ブラシでみがいていました。
具体的な経過は
①カウンセリング
②マウスピースの受け取り
③ソフトタイプのマウスピースを3週間着用
④ハードタイプのマウスピースを2週間着用
⑤夜、拡大床を使用する。1週間に1度ネジを回す
③④⑤を7セット繰り返す
マウスピースは透明でコロナ禍でしたのであまり気づかれませんでしたが、家族にも気づかれませんでした。
拡大床はこんな形で歯茎にはめていきます。
最後に渡されるリテーナーです。穴があいています。
持ち運びするための容器と拡大床の保存容器です。
外出先で食事をとるとき、下の容器にいれていました。柔らかい素材で軽いので持ち運びしやすいです。
拡大床の保存容器は、基本的には夜間のみ使用するので日中入れていたのですが、面倒なので自分で用意した洗浄液の入った容器に突っ込んでたりしてました。
最初のうちはマウスピースを着用する度に痛みを感じます。歯が動くので鈍い痛みがありました。あるラインまで歯列が移動できると痛みはなくなります。慣れてきたところで次のマウスピースに交換しますので、延々と痛みます。痛いうちは話しにくさもあるので滑舌が悪くなります。あぁ矯正しているなぁと実感する日々でした。
マウスピースはマウスピース用の洗浄液を購入し、洗浄と歯磨きで磨いていました。マウスピースの淵が荒いと擦れて痛むので爪とぎをやすり代わりに購入して、磨いていました。
トラブルが多いようにも思いますが、初回の説明時にリスクの説明や書面に起こしているので不安のある方は初回の説明をしっかり聞いてするかどうか検討した方がいいと思います。施術台はオープンなスペースなので他の方の話が聞こえて来ちゃいますが、良くも悪くもマニュアル対応なので、私が通院していたところはしっかり説明されていました。